鳥取沖磯

PRRRR・・・PRRRR・・・ガチャ
にこにこ渡船（以下 船）「はい、にこにこです。」 （←船長らしき、若いお兄さんの声）

あ、お忙しいとこ恐れ入ります、私××といいます。
今度の土曜日、磯に渡して頂きたく、電話したんですが。

船 「ありがとうございます。 朝ですか？夜ですか？　人数は？」

朝です。　人数は ひとりです。

船 「何処がいいですか？」

いえ、私初めてなもので、釣り座についてはよく分からないです。

船 「そうですか・・・うーん・・・」 （←困ってる）

ルアーで青物が狙いたいです！！ （←力強く申告）

船 「いえ、特に、ルアーでいい場所、とかは無いんですよ。 ８割がた 皆さん餌釣りですし。」 （←あっさり）

はあ・・・

船 「何処がいいかなあ・・・足場がいいのは、『東の鼻』ですが。」

では、そこにします。

当日、車は、お店の前の広場みたいなとこに置くんですよね？
HPで、一番船６時と拝見しましたが。

船 「はい、５時半に、まず店に来てください。」

はい、では宜しくお願いします。




・・・渡船屋さんに電話して、上のようなやりとりをしたのが、１７日の水曜日。

HPで連日ヒラマサの釣果が出ていて 前から気にはなっていたのですが、
なかなか単独沖磯に踏み出せず、
今回 勇気を振り絞って、 予約電話をしたのでした。




７月２０日（土）

迎えた当日。

かもめさんを道連れに、鳥取道を北上。
結局、やはり単独沖磯はできずに、彼に引率者として来て貰いました。


今春 鳥取道が全通し、しかも無料。 鳥取までのアクセスが飛躍的に向上しました。
姫路からだと約１２０ｋｍ。
丹後若狭へ行くより、近いです。

現地には４時半過ぎに到着。


朝日が綺麗です。




渡船屋さんのレジで料金3,500円を払って、船の前で待つ。

名前書いたりとか なかったけど、いいのかな？



にこにこ渡船
http://nikoniko.boy.jp/new/



6時前には、結構な人数の釣り人が集まりました。

やがて若い船長さんが現れ、いざ出船。




沖側から鳥取砂丘、初めて見ました。
上は、帰りに取った写真です。


１５分ほどで、海士島（あもうじま）に到着です。


これも帰りに取った写真。

降りる前、迎え便の希望時刻を尋ねられたので、14時を申請。
途中巡回は、ないらしい。




上下に揺れる船から、ヨタヨタとへっぴり腰で、なんとか渡礁。

タックルをセットして、さあ戦闘開始です。

釣友の皆さんに「ヒラマサ獲ったメール」を送りつける、そのイメージは既に出来上がっています。





天気、晴れ。
風、微風。
海上ざわざわ、たまに うねり。
朝から暑い。




先発ジグは、僕がショアで全幅の信頼を寄せる スパローダンガン６０ｇブルピン。


まず最初は、海底の状況把握の意味もあって、リアフックは着けずに、フロントのみでやってみます。


第1投目ひゅ～～～～～～～～～～～～～～～ん ぼちゃ、１、２、３、４、・・・（中略）・・・、２３、２４。着底。

よし底着いた、巻き巻きイチニィサンシィゴ・・・イチニィサンシィゴ・・・


グググ・・・



ぬおおぉ、結構海草が生えとるなあ、こりゃやりにくいかも・・・お・お・おおおっ？？



グググーーーーーーッ


うわ！引いとるやんけ！ 海草にあたったんじゃなかった！！
巻き巻き巻き巻き巻き巻き巻き巻き巻き巻き巻き・・・！！！！


ひ、ひ、ひっと・・・！

かもめさん 「は？」




ぎゅぎゅぎゅぎゅ・・・！！！


これがヒラマサの引きか！！
うおおおぉぉ巻き巻き巻き巻き巻き巻き巻き巻き巻き・・・！！！！



よし浮いてきた、残り10数m、姿が見えた！！！



ふっ・・・




‥(∵)‥ぇ？ （←僕）

‥(∵)‥ぇ？ （←かもめさん）




ばらしてしまいました・・・




いやはや、1投目から いきなりのヒット、ビックリしました！

気を取り直して再開！




そしてその後、 今度は かもめさんの激投ジグにヒット！！

ぐいーーーん めっちゃ竿 曲がってる！！


そこは流石かもめさん、僕とは格が違います！

暫くのやり取りで、見事 ５２ｃｍヒラマサ ブッコ抜き！！！


組長！！　おめでとうございます！！！



いやぁ、初の鳥取、スバラシイ！
かなり魚影 濃いんじゃね？
クーラー、でかいほう持って来るべきやったかな？
満タンになったら、渡船屋さん電話して、迎えの時間 変更して貰わねば！




・・・と、思いきや。




その後アタリなく、
８時も過ぎると、すっかりダルダルになってしまい・・・

隣に渡礁したカゴ釣りのグループも、恐らく厳しい様子。


潮目ぼやけ、まったり。。。


向こうの端に見えているのは、景勝地 浦富海岸ですね。



そよ風がふいてて、灼熱地獄とまでは言えないものの、
それでもやはり暑い。
日陰ないし。



もあいさんのアドバイスで、アコウ狙いの根魚セットも持って来たのですが、
すみません、なんかふたつめのタックルを広げる気になれず、結局 出さずじまい。

いま思えば、ガチタックルのままでも、
せめてワーム着けて投げるくらいは やってみるべきでした。
なんか掛かってたかもしれん。




たまに寄ってくる ぼやけた潮目をめがけてジグ投げ！
しかし何も事件は起こらず！


１４時ちょうど、迎えの船で帰還しました！




かえすがえすも、朝イチのバラシが悔やまれます！！

ファイトに入ってから、たとえ一度でも追いアワセを入れてたら、
また違った結果になってたかもしれないのに・・・！

まあ何事も経験ですね。


また、リベンジしたいと思います！