船はまず、南へ向かいます。
港から出てすぐ、昨年の僕の事故現場が近くに見えます。
そう、あの時は、いま自分が居る辺りの海域を 逆に向こうから眺めていて、
脇見運転をしてしまったのでした。
自分の中で風化させてはならんことなので、
こうして記憶を蘇らすのも、意義あります。
さて、15分も走ったでしょうか、
周囲で大きなナブラが!!!
わ!わ!わ!!!
焦りながら、各々セットしたプラグを投げまくる!!
うわ、飛ばねぇ!
ぼちゃん!!バチャバチャバチャ・・・!
数分間、みんなして イワシ(?)軍団を かき乱しただけで、終了。
うーん、ダメだ、でもいきなり興奮させられました。
次のポイントでは 何も起こらず、更にその次のポイント。
とある岬の先です。
ルアーの後ろ、ペンペン 追って来てるやん!!
おおっ、凄い凄い! いっぱい居るで!! (*゚∀゚*)=3 ムッハー!
ミノーとかペンシルとか通すも、なかなか食わせられない!!
船長「止めたら見切られるでえ!」
と、ふと振り返ると、(U)さん いつのまにか ペンペン釣り上げてる!!
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
ファーストフィッシュおめでとうございます。
紳士な(U)さん、優しくリリース。
次に移動した先は 一級ポイント、本日のメイン とのことで、
少し時間をかけてやります。
水面下、明らかに先ほどより大きい、大人のシイラ が!!
青いヒレが美しい~ (´- `*)))0o,ウットリ・:*:
イカン見とれてる場合じゃない、釣らねば!!
しかしここでもなかなか手ごわい!
チェイスはして来るものの、見切られます。
飛距離が出ないので、巻くと すぐに船べりまで戻って来てしまいます。
で、もう巻けなくなって止めたところで、シイラ反転。
どうすりゃいいんだ・・・!
なお(い)さんは、バイトは何度もある模様。
船長「早い! そんなアワセいれたらアカン!!」
船長の叱咤が飛ぶ!
僕のほうにも、たまにあるアタリ、悉く
スカ。
ファミリーで
3、4匹が追って来たり するんだけど、やはり足元で反転。
追って来るってことは、誘い方としては悪くないんやんね?
難しいな!
船長さん曰く、前日も活性低く、なかなか口を使ってくれへんらしい。
11時半。
船長「一級ポイントあかんなあ。 移動します。」
シイラに見切りをつけ、午後からは北のポイントへ。
移動中。
こちらでの釣り物は、
マダイ、サワラ、メジロ、etc とのこと。
まずはマダイ狙いで、タイラバ落としてみます。
ポチョン・・・・・・んんー・・・?
着底がよく判らん。
出ていたラインが止まる辺りで、適当に巻き始めます。
巻き・・・巻き・・・巻き・・・巻き・・・ゆっくり・・・ゆっくり・・・
暫く続けるも、何も反応無し。
で、竿を動かさずにゆっくり巻くのをやってると、腕肩が辛くなってきます。
ジギングで動いてるほうが却って楽やな。
ジグに兵装転換。
日本海で大活躍した僕のフェイバリットジグ、Jack eye FREEZE 120g ブルピンシャイナー。
前に アシスト工房JM5/0、後ろにも自作フック装着。
↑ これ + リア シングルフック
底まで沈めて、しゃくしゃくしゃくしゃくしゃく・・・・・・
5回巻いて、ポーズ、5回巻いて、ポーズ、の繰り返し。
しかし、やはり釣れません。
ここまでの釣果、朝リリースした(U)さんのペンペンのみです。
まずい。 遠征オフショアでボウズとは・・・
まさか、半径数10km内の魚を消し去る人物が、この向こうの岸に居るんじゃないだろうな・・・?
魚群を探して小さな移動を繰り返すこと数回。
ついに僕の竿に ぐっ と重みが!!!
ヒット~!!!
さほど重くはないが、確かに魚信が伝わってきます!
水深は30mそこそこ、
一気に巻き巻き巻き・・・!!!
キタ━━━(≧∀≦)ノ━━━ !!!!!
赤い彗星、シャア専用真鯛!!!
写真は帰りに撮りました。
ふええぇ~やった~
船長「おお 良かった良かった! 後ろ行こ、後ろ!」
写真撮って貰い、ご満悦。
船長「絞めといたるから、続けて!」
はい、ありがとうございます!
その後、数投。
がッ・・・! という衝撃と共に、ラインのテンションが抜ける。
うわーやられた~サワラ居ますよ、サワラ!
Jack eye FREEZE 殉職。残念。。。
でも、夕方を前にして、魚たちの活性が上がってきたかも?
直後 (い)さんも、ジグで真鯛ゲット!
おめでとうございます!
そして、背中に焦りの色が強く滲んでた(U)さん、
サワラ捕獲!
おめでとうございます!
船長「何してるん、はよ投げ!」
船長「アワセ早い!」
最終局面になって、サワラのナブラが出たりして盛り上がるも、
追加ならず。
丸一日炎天下で すっかり日焼けして、帰港しました。
下船時に船長さん、「全然釣れんで、ごめんなぁ。」
しきりに恐縮されていました。
いえいえとんでもない、僕たちがヘタクソやっただけで。
前半のシイラが獲れなかったのは心残りだけど、
楽しかったです。
和歌山オフショアでは、また、お世話になりたいと思います!
そして、(U)さん、(い)さん、ありがとうございました!