須磨沖ジギング

circus06

2013年08月10日 18:26

須磨の大雄丸さんにお世話になり、オフショアジギング行ってきました。

明石海峡周辺でのオフショアは、生涯3度目。
オフショアデビュー戦を含めた 前2回は、12月という難しい時期でもあり、
勿論 下手糞ド素人でもあるので、順当に、見事にボウズでした。

その後、日本海で経験を重ね(←3回だけやけど)、
お陰さまでそこそこの釣果も得られ、前よりちょっとは上手くしゃくれるようになってるはずです。
明石海峡での初の釣果なるでしょうか!?




今回の面子は、
もあいさん、(U)さん、(い)さん、と、僕。

前日の出船確認の電話で聞いたところでは、
釣り物は、太刀魚、アジ、サバ。
サワラサゴシが飛んでたら、随時、そいつを狙う。
そして最後に、流れの速いとこで、ブリメジロ。
殊に、サワラサゴシは絶好調で、ぼこぼこ跳ねてるそうな。

とにかく、何でもいろいろ狙えます、とのこと!
うーん、楽しみ!!




8月7日(水)

午前5時、船の前に集まった釣り人は、総勢16名。
満船です。

釣り座を選ぶクジを引きますと、なんと 1番!
これは幸先いい!

一番に好きな釣り座が選べるわけですが、よく分からん。
結局、船長のアドバイスどおりに、左舷前方に4人並んでポジショニング。

で、各々荷物を積み込み、
午前5時半、いざ出航!!



海上 非常に穏やかです。
酔い止め薬 飲まへんかったけど、大丈夫そうです。




30分ほど走ったでしょうか、最初のポイントに到着。

先発ジグは勿論、
Jack EYE FREEZE 120g ブルピンシャイナー

日本海で 大いに 実績あり。



底に沈めて、しゃくしゃくしゃく・・・

まずトモのほうで、ぶっとい太刀魚があがります。
周りの人にも、そして我がチームのメンバーも、各々太刀魚ゲット。
サイズ F3~F4。

もぞっとしたアタリの後、ジタバタしたり軽くなったり、
まさに太刀魚の引き。
しかしF4クラスになると、太刀魚でもまあまあの重量感あるんですね。

楽しい~♪


リアのトリプルフックは勿論、
フロントアシストフックにも、掛かってきます。

回収したジグをよく見ると、牙の跡 多数。

これらのアタリが感知できてれば、もっともっと数を伸ばせてた筈なんですよね~
なんで分からんかな~




小さく移動を繰り返し。

前日 船長が仰ってたとおり、サワラサゴシが ボコボコ ジャンプ してます!
あっちこっちで!

うわ~すげぇ~!!



こちらから近付くとすぐに逃げてしまうそうで、
待ち伏せしたり、遠くから狙ったり。


人数が多い為、まともにキャスティングは不可能。
はぐれてきたヤツを狙って、ジグを沈めて巻きます。

活性の高いのが相当居るようで、ナブラから離れたところでも食ってきます。


僕のジグにもヒット!

水面まで上げると、サワ・・・いやサゴシ!

よっしゃ西京漬けや!と思いきや、タモ入れ直前でバラシ。

船長 「竿立てたらアカン。テンションが緩んだ瞬間ばれるから。」

あぁそうやった~前にポセイドンの船長にも 同じお叱りを受けたわ~反省。




相変わらず、サワラサゴシは あっちこっちで沸いています。
ショアからは滅多にお目にかかれない そんな凄い光景が、なんだか段々普通に見えてきます。
感覚が狂ってきますネ。




次に向かったのは、アジサバポイント。

ジグサビキ持ってらっしゃる人は、ほいほい釣ってらっしゃいます。

サバで、40~45cm。
アジで、25~30cmくらい・・・かな?

コロンコロンしてて美味しそう。羨ましい・・・(涎)



ジグなら なるべく ちっこいのが良いとのことで、

アズーロ ヒラメタル120g ピンクシルバー

コイツで、なんとか マサバ 2本げっと。
ウレシイ!

ただ・・・

2本目が掛かったとき、アワセを入れた瞬間、
ロッドの根元から みしっ・・・ という音が。。。

なんだ・・・? 折れたのか?
ボウズの呪い に飽き足らず、念力で他人のロッドを折る輩が居るという噂は、本当だったのでしょうか・・・?


まあ、見たとこなんもなさそうだったので、そのまま釣り続行。




時刻は 10時半を過ぎ、みんな そこそこ お土産確保したところで、
いよいよ 本日のメイン、青物ポイントへ 向かいます。


移動中。
写真ではちょっと見難いけど、前方は明石海峡大橋。


移動の間、これまで 釣れた獲物に、
スタッフさんの手で鮮やかに神経締めがなされます。





さてポイントに到着。

大物仕様のラインを巻いたスプールに替え、
ジグは ステイ180g グリーンゴールドにチェンジ。


沈めて、シャクシャクシャク・・・



・・・どうも芳しくありません。

何度も船の位置を戻し、船中全員しゃくり倒します。

ぽつぽつと、サワラサゴシが上がる程度。



そんなダレかけた状況に終止符を打ったのは、いつもクールな この男、(U)氏!

(U)さん 「おっ、来ました。」
んんーヒットコールも クールだ。

その表情とは裏腹に、
ロッドが海面に突き刺さり、そしてドラグが唸る!

おおっすごい! かなりの大物と見えます!


10数分の格闘の末、スタッフさんの持つタモに入ったのは、75cmのメタボメジロ!!

うはっ! 羨ましい~



そのあと、彼に続くべく しゃくり続ける一同の横で、
ゆっくり タバコを吹かす(U)さん。
大仕事をやり遂げた男の表情ですね。
かっこいいぞ。




どうも周りを見てみると 皆さん暖色系のジグを使ってるようなので、
僕も真似っこ。

シャウト! FLASH 190g ピンク


なになに・・・?

これまでの高速巻き上げハイパワージギングの概念を全て捨てろ!
スローピッチ&ロングフォールジャークを駆使し、スレきったターゲットをバイトに持ち込むイレギュラーフォールアクション。
単にスローなジギングを強要するのではない。センターバランスジグのポテンシャルを発揮するジャークをしてこそ、活きたアクションを引き出せる。それがスローピッチジャーク。ロッドバットに荷重をかけたままのジャークで、ろっどの反発力だけでジグを操作する。ジャークのベクトル線上で繰り出すアクションにおいて、ロッドを操作するアングラーはジグにどのような姿勢を求めるのか。そのためには究極のロッドテーパーとリールのトルクやハンドル1回転あたりの巻き量に拘らなくてはならない。
深海で明滅する二つの閃光を水中で思いのままに操れたとき、補食本能だけではないターゲットのあらゆる生体反応が見えてくる。



カタカナばっかりやし、なに言うてんのかよう解らん o(T◇T o)シクシク
日本語で書いてくれ!


ルアーの裏の説明書きってこんなんばっかりですね。

まあ、この 「FLASH」 に関しては、
“その能力を活かすには、ゆっくりなテンポで巻いてね”ってことだけはなんとなく伝わったので、
それを鵜呑みにして、意識してやってみます。

シャク ・ シャク ・ シャク・・・ シャク ・ シャク ・ シャク・・・




ズンっ!!!!!


う!? 
おぉ ヒットォーーーー!!!!!ヽ(゚O゚*)ノ
巻き巻き巻き巻き巻き巻き巻き巻き・・・!!!!!

おおっこの重量感、これはデカそうやっ!!!



やっと釣られたことに気付いた魚、猛然と抵抗開始!!!
ぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅーーー!!!!

うわわわわっ! なに!!!? おっ!うおおおっ!!!?


竿が「つ」の字に!!
ぬおおおぉヤバイ折れそう!!! ドラグドラグ・・・!!!


PE、リーダーともに50lb で強度に問題はなし、
しかし如何せん 下手糞なFGノット、
更に 先ほど みしっ て言うたロッドに 大いなる不安が・・・!!!




ぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅーーー!!!!


ちょ・・・! めっちゃ重い!!!
ハンドルが動かん・・・くっ!!!!

(`Д´#)フンガーーー!!!
巻き・・・巻き・・・巻き・・・!!!!




スタッフさん 「竿 寝かして!! リールの力だけで巻いて!!」
そ、そんなこと言われても・・・!!

竿を持つ腕が!
貧弱な腕の筋肉が ちぎれそう!!




巻き・・・巻き・・・巻き・・・!!!!

ぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅーーー!!!!

ちくしょう~!!!!



一瞬抵抗が緩んだ隙に、一気に巻く!!!
ぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐり・・・!!!!!


ぎゅぎゅぎゅぎゅぎゅ!!!!
ぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐりぐり・・・!!!!!




やっと海面まで来た!!
「おお太いぞ!」 「ブリか!?」


アカンもう巻けへん! 腕が限界!!
最後は竿を立て、そのまま自分が後方へ下がって、船ベリヘ寄せる!!

そしてスタッフさんの持つタモへ、無事ネットイン!!!



ふえええぇ~ありがとうございます~!!!!!。゚(゚´Д`゚)゚。




ネットインを見届けたときには、力尽き、ベンチに倒れこんでしまいました。

最後は あんな寄せ方したもんだから、
もし もう一回突っ込まれてたら、ばらしてたかもしれません。



75cm。 青物の自己新記録更新です。
(従来の記録は、65cm。 4月13日、日本海ジギングにて。)




ふぅ~ へとへとになり、暫く休憩。
なんだか、こう・・・賢者タイム にも似た、この疲労感・・・

先ほど(U)さんが釣り上げたあと暫く座ってはったのを見て、
みんなで 「余裕やな~!やいのやいの!」 言うてたわけですが、
そうか、彼もこの状態やったのかと実感です。




体力回復後、最後は また参加しましたが、追加ならず。

13時を過ぎ、流れが速く誰も底を取れなくなってきたので、
納竿帰港と相成りました。




もあいさん、(い)さん、(U)さん、
そして大雄丸さん、
お陰さまで、また身の丈に合わないお土産を持って帰ることが出来ました。

どうもありがとうございました!!




その日の晩に食べた刺身、霜降りのように脂のりのり、めちゃ美味かったです!

関連記事